商学科
地域のビジネスリーダーを目指す、ゼミを主とした講義。
3領域6分野から選択し、専門的にあるいは総合的に学ぶ。
学科のポイント
「商学」とは市場を中心に、消費者・企業・行政などが複雑に関係し合う現実のビジネスについて、そのメカニズムを解明しようとする学問です。
このため本学科では学びに3領域6分野を設定しています。
学生個々の目標に応じて専門的に、あるいは総合的に、1年次から4年間にわたるゼミでの学びや活動を通じてビジネスリーダーに不可欠な”観察・構想・実践”の能力を習得します。
地域から経済を再活性化させる人材になることを目指します。
→もっと詳しく(学問の解説・カリキュラムなど)(大学公式サイト)
このような方におすすめ
- 地域に貢献できるビジネスリーダーになりたい。
- 新しい時代の動きを知り、起業したい。
アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)
養成する人材像・教育課程の特色
商学科は、流通・マーケティング、情報・サービス、交通、金融・保険、商業史の広範な分野の理論を学ぶことを通して、時代の変化を多面的な視点から考察し、実務における基礎力を身に付けることで、社会や地域に貢献できる人材を養成することを目指しています。そのために、流通・マーケティング、情報・サービス、交通、金融・保険、商業史の分野ごとに入門科目を設けています。また、1年次生全員が受講できる基礎ゼミナールを用意しています。大学生としての第一歩となる足場を1年次に固めた後は、自分なりの興味・関心に応じて、専門科目、特別講義や小人数の専門ゼミナールを受講し、プロジェクト・課外活動に参加することで、「時代の変化を多面的な視点から考察する力」や「実務に対応できる基礎力」が修得できます。
求める人材像(求める能力)
- 知識・理解
高等学校の教育内容を幅広く学習しており、それらを社会や地域との関係を軸に考え解釈することに興味がある人 - 技能
自分の興味・関心を起点に情報や他者の意見を集め、それらを素材に論理的に考え自分の意見を表現することができる人 - 態度・志向性
社会の一員であることに自覚的で、社会や地域に貢献したいと思う使命感をもった人 - その他の能力・資質
自己研鑽により、英語をはじめ各種の資格・検定試験に合格した人
入学者選抜のねらい
商学科は、学びや諸活動の中で挑戦し続ける意欲あふれる人材や、多様な背景を持ち、さまざまな能力を有する人材を国内外から広く受け入れます。
そのために、これまでに培われた基礎学力、活動や経験を通じて身に付けた能力、資質、学ぶ意欲などを、多面的・総合的に評価する多様な入学試験を実施します。
実施する入試制度
- 総合型選抜(商学部・商学部第二部)
- 総合型選抜(アスリート特別選抜)
- 学校推薦型選抜(A方式)
- 一般選抜(系統別日程・前期日程・後期日程・前期日程・共通テスト併用型・共通テスト利用型(Ⅰ期・Ⅱ期))
- その他の入試制度(帰国生徒選抜・社会人選抜(前期日程・後期日程)・編・転・学士選抜・学部留学生選抜)
募集人員や、他の学部・学科で実施する入試制度は、入試ガイドをご覧ください。
パンフレット
学部ガイド・入試ガイド・大学案内など、パンフレットは大学パンフレットからダウンロードできます。
ミニ講義ビデオ
福岡大学教員によるミニ講座や夢ナビWebでの模擬内容の閲覧のほか、講義ビデオや教員からのメッセージビデオを視聴いただけます。
- 市場調査をしない新しいマーケティングとは (商学部 商学科 教授 田村 馨)
- 全学部・学科の一覧を見る
学問分野紹介コラム
このコラムは学問分野(法学、機械工学、薬学などの◯◯学)と近年話題になったキーワードを関連付けた読み物です。
このような方におすすめ
- 日々の生活で興味関心のあるものが学問分野とどう関わるのかを知りたい
- まずは学部・学科のイメージを知りたい
コラムを読んで、詳しく知りたい学問分野や学部・学科ができた方は学科のポイントや、学部ガイド(パンフレット)などをご覧ください。
※コラムを読む前に以下にご注意ください
福岡大学で学べる学問分野をもとにコラムを制作していますが、コラムの内容が実際に福岡大学で学べる内容とは限りません。話題になったキーワードと学問分野の関わりを紹介したコラムとしてご覧ください。
経営・商学×iPhone©
デザインから機能まで、ファンを魅了するAppleの経営戦略とは。
Appleの「iPhone©」は、2007年の発売開始以来、これまでに世界で12億台売れたといわれています。どうしてAppleは、驚くほど多くのファンを世界中に作り出すことができたのでしょうか。新しい機能を備えたiPhone©の新機種が毎年のように登場します。最新のiPhone©にも斬新な機能が盛り込まれています。Appleが新技術を開発し続ける背景には、徹底したユーザビリティの追求というAppleの経営戦略が垣間見えます。一目で分かる特徴的なデザインと独自機能、各デバイスの一貫した互換性など、至る所にAppleの顧客満足度向上のための技術や施策が盛り込まれているのです。このように、成功している企業には消費者の購買意欲のツボを突くための、企業戦略が隠されています。ビジネスリーダーとして戦略を立てるためには、消費者と企業、ひいては市場や行政などの関係性や動きをトータルにかつ柔軟に読みとく思考力が必要です。高度な思考力とビジネスの現場に生きる専門知識が身に付く「経営・商学」は、将来に役立つ実践的な学びなのです。
▼その他、経営・商学×iPhone©に該当する学科
・経営学科
・貿易学科
▽参照元
・日経XTECHサイトより
・Apple社 HPより
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経営・商学×Youtuber
YouTuberが世界の景気を左右する⁉
世界中で人気の「YouTube」。国内外で影響力の強いYouTubeには、大きなビジネスチャンスが潜んでいます。実は、米国内18~34歳の若者が商品を購入する際、テレビよりYouTubeの影響力が強いことがGoogleの調査で明らかになりました。その結果、YouTuberと企業がタイアップして商品やサービスを宣伝するケースも近年増えています。企業と消費者の懸け橋となるYouTube。そのPRが成功するために、動画に必要な要素が“リアリティー”だと考えられています。体を張った企画や実際に使った感想など、リアルな声が消費者の購買意欲をかき立てているのです。このように、購買に至る消費者の行動など生活に身近な知識から、企業や市場、会計学など、ビジネスの専門知識を学び、高度な思考力を身に付ける「経営・商学」。流動的に変化する企業や製品・サービスなどを読みとく実践的な「経営・商学」の視点は、ビジネスマンとして活躍するために必要な視点だといえるでしょう。
▼その他、経営・商学×YouTuberに該当する学科
・経営学科
・貿易学科
▽参照元
・Googl分析(原文)『Youtube INSIGHTS』(PDF)
US Statistics, Google Consumer Surveys, March 2014,see Q4 in appendix. Other 5 surveyed;Vimeo AOL, Hulu, comedycentral. com MTV.com
経営・商学×働き方改革
働き方改革と次世代の企業経営
昨今、「働き方改革」に注目が集まっています。日本では非正規労働者への差別的待遇や正社員の長時間労働など働き方の問題点が指摘されています。しかし、働き方改革は現代における新しい問題ではありません。1960年代には欧米で「人間疎外」の観点から「労働の人間化」が指摘されたり、1990年代末には国際労働機関(ILO)で「ディーセント・ワーク(まっとうな仕事)」が提唱されたりと、人間の働き方についての議論は長い歴史を持っています。これまで日本では、男性・正社員を中心に働き方の制度設計が行われてきましたが、女性の社会進出や少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少、育児や介護との両立といったニーズの多様化など働き方の制度設計の前提がこれまでと比較して大きく変化してきています。「経営・商学」の知識を身に付けることは、経営者や労働者、全ての人にとって快適な働き方を見いだし、未来を生き抜く武器になり得るでしょう。
▼その他、経営・商学×働き方改革に該当する学科
・経営学科
・貿易学科
▽参照元
・総務省統計局『労働力調査(基本集計)平成29年(2017年)平均(速報)結果の要約』(PDF)
・日経ビジネスONLINEサイトより
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