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英語学科


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高度な英語力を身に付け、国際的な視野や異文化への理解力を持つグローバルな人材に。

学科のポイント

英語学科では英語学とスピーチ・コミュニケーションを主に学ぶ「言語・コミュニケーションコース」と、英米の文学・文化を主に学ぶ「文化・文学コース」の2コースを設置しています。ただし、両コースともに「読む・書く・聴く・話す」の4技能の高度化を前提としており、TOEIC®等の資格試験でハイスコアを得ることも目標の一つになります。また、高度な英語力を身に付ける過程を通して国際的な視野や異文化への理解力も養い、将来、グローバルに活躍できる人材となれるように学んでいきます。

もっと詳しく(学問の解説・カリキュラムなど)(大学公式サイト)

このような方におすすめ

  • 英語圏文化を理解し、英語力を付けて国際社会で活躍したい。
  • 英語を使う職業に就き、自分の能力を社会のために役立てたい。
  • 柔軟な思考力とコミュニケーション能力を身に付けたい。

アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)

養成する人材像・教育課程の特色

広い教養と深い専門知識を身に付けグローバル社会に貢献できる国際人を育てることが我々の目標です。そのために英語の4技能(話す・聞く・書く・読む)をバランス良く身につけ、高度なコミュニケーション能力が得られるようにカリキュラムを組んでいます。具体的な専門分野としては英語学、スピーチ・コミュニケーション学、イギリス文化・文学、アメリカ文化・文学が挙げられます。教養科目や第2外国語などの学びと共に、異文化を理解し、情報を収集・分析・考察し、その結果を発信する力をつけることができます。このようなカリキュラムにより国際社会、地域社会における諸問題の解決に向けて他者と協力しながら貢献できる人材の養成を目指します。

求める人材像(求める能力)

  • 知識・理解
    高等学校の教育内容を身につけており、さらに英語の学習を深めてゆくのに十分な基礎学力を有している人
  • 技能
    学習や課外活動から得た経験を踏まえて、自らの視点で物事を順序立てて説明することができる人
  • 態度・志向性
    広い教養と深い専門知識を身に付け、国際社会、地域社会に貢献したいと考えている人
  • その他の能力・資質
    自己研鑽により、英語の資格を取得した人やスポーツ活動・競技会等で顕著な成績をおさめた人

入学者選抜のねらい

英語学科は、高等学校でしっかりと学び、さらに広く深く学びたいという強い気持ちを持った人材、英語を使ってさまざまな情報を受信し考察・分析し、それを基に自分の考えを発信することで国際社会・地域社会に貢献しようと志す人材を受け入れます。
そのために、これまで培われた基礎学力、活動や経験を通じて身に付けた能力、資質、学ぶ意欲などを、多面的・総合的に評価する多様な入学試験を実施します。

もっと詳しく(求める人材像・入学試験での評価など)

実施する入試制度

→各入試のポイントはこちら

  • 総合型選抜(アスリート特別選抜)
  • 学校推薦型選抜(A方式)
  • 一般選抜(系統別日程・前期日程・後期日程・前期日程・共通テスト併用型・共通テスト利用型(Ⅰ期・Ⅱ期))
  • その他の入試制度(帰国生徒選抜・社会人選抜(前期日程)・編・転・学士選抜・学部留学生選抜)

募集人員や、他の学部・学科で実施する入試制度は、入試ガイド をご覧ください。

パンフレット

学部ガイド・入試ガイド・大学案内など、パンフレットは大学パンフレットからダウンロードできます。

ミニ講義ビデオ

夢ナビ福岡大学教員によるミニ講座や夢ナビWebでの模擬内容の閲覧のほか、講義ビデオや教員からのメッセージビデオを視聴いただけます。

学問分野紹介コラム

このコラムは学問分野(法学、機械工学、薬学などの◯◯学)と近年話題になったキーワードを関連付けた読み物です。

このような方におすすめ

  • 日々の生活で興味関心のあるものが学問分野とどう関わるのかを知りたい
  • まずは学部・学科のイメージを知りたい

コラムを読んで、詳しく知りたい学問分野や学部・学科ができた方は学科のポイントや、学部ガイド(パンフレット)などをご覧ください。

※コラムを読む前に以下にご注意ください
福岡大学で学べる学問分野をもとにコラムを制作していますが、コラムの内容が実際に福岡大学で学べる内容とは限りません。話題になったキーワードと学問分野の関わりを紹介したコラムとしてご覧ください。

外国文学×プレミアムフライデー

『不思議の国のアリス』から、現代社会の問題をひもとく

『不思議の国のアリス』から、現代社会の問題をひもとく

月末の金曜日に、買い物や家族との時間をつくることで、多くの人が充実感や満足感を実感し、同時に日本経済の活性化にもつなげていくことを目指し取り組まれている「プレミアムフライデー」。官民共同で進められていますが、一方で「全ての業種で行うことは現実的ではない」など実際の労働環境や生活水準の差が大きく、なかなか普及していないのが実情だといいます。この労働環境や生活の「差」については、今と変わらず約150年前のイギリス・ヴィクトリア朝の時代にも存在していたようです。その事実は、外国文学『不思議の国のアリス』から読み取ることができます。ヴィクトリア朝の時代といえば、産業革命後の工業化社会が定着し経済の発展が著しい時代。物語の中では、主要なキャラクターとして「常に時計を見て先を急ぐうさぎ」が登場しますが、これは仕事と時間に追われていた当時の人々を象徴しているとの見方ができます。また当時のある資料には「9歳の少女が24時間シフトで寝る間もなく働いた」との記録があり、貴族がいる一方で過酷な環境で働く労働者階級が存在し、多くの人が強い階級意識を持っていたといいます。このように当時の時代背景や人々の心情などさまざまな事柄を推察することができるのが「外国文学」。歴史をつづる文字の「芸術」に触れ、人間の生き方にも踏み込むことができ、日々の生活や心を豊かにする学問だといえます。

 

▽参照元

・プレミアムフライデーについて 経済産業省HPより

・ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』

・「『不思議の国のアリス』のウサギは、なぜ懐中時計を持っているの?」夢ナビ編集部サイトより

・France News Digestサイトより

 

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